<美容電気脱毛スクール 受講要件の理由>
前回の記事の補足になります。
電気脱毛(ニードル脱毛)のスクールを受けたいという方の中には、1~2週間で習得できると思ってお問合せいただく方が非常に多いです。
確かに日本の大手エステティックサロンではたった2~3週間の研修後、お客様を担当させてしまいます。
ですが、2~3週間の研修で学べるのは理論や実技の基礎で、実際はサロンに配属されてから実技練習が始まるのです。(お客様の施術で腕を磨いていく)
毎日毎日、お客様の施術をさせていただけるので、どんどん腕が磨かれます。(よっぽどセンスが無い人でなければ、、)
なので、サロン(特に忙しい大手サロン)で働くことは、一流を目指す人にとってありがたい修業の場です。
これは電気脱毛に限らず、美容技術全般的に言えることですが、どのような技術もそうやって1年2年と実務経験を積んで一人前になっていきます。
電気脱毛(ニードル脱毛)の場合
中でも特に電気脱毛は、「プローブという細いパーツを毛穴の中に挿入する」という非常に集中力を必要とする専門技術です←決して刺すわけではない。
その上で毛穴の中に熱を送り込みますので、施術後は赤くなったり腫れたり多少のダメージが発生します。
新人脱毛士は挿入も下手なため痛みを伴ったり、スピードがあからさまに遅い、いつもより赤くなった・・・よくあるクレームです。
数ある美容技術の中でも、電気脱毛は非常に繊細で、何よりも未熟な人が施術をすると危険も伴うため、一人前になるまでにかなりの時間を要します。
自分の技術に本当に自信が持てるまでには、毎日のように施術しても1年~2年はかかります。
また、お客様の大切なお身体に永久的な効果のある施術をさせていただくには、皮膚科学や解剖生理学などの基礎知識を学ぶ、エステティシャンの認定資格=認定校カリキュラム300時間修了者であることが不可欠です。
※カリフォルニアでは脱毛士の資格を受験するためには600時間のカリキュラムが必要。
※日本の光脱毛(美容ライト脱毛)についても、2015年~統一制度がスタートし、「認定美容ライトエステティシャン」という資格ができましたが、その受験要件は同じく協会認定エステティシャン以上の資格保持者。
そして、もっと大事なこと
脱毛士は自分の技術に責任を持ち、リスクを背負う覚悟も必要です。
国家資格もなく職業として確立されていない、リスクもあるこの仕事を安全に続けていくには、高度な技術のほかに経験して得られる知識やお客様対応を実務経験として積んでいかないと、万が一の事があったときに乗り越えられない最悪の事態になってしまうことも考えられます。実際に光脱毛のサロンでは何件も起訴されたり有罪になったりしています。
なので私達は売上のための仕事はしていません。
この素晴らしい電気脱毛という技術を、長く安全に続けられるような運営方法を目指しています。
その 一番大事なこと=プロ意識 を、一緒に仕事をして習得していただくまでが「電気脱毛士を育成する」ということだと思っています。それが受講要項②の理由です。↓
②当スクール(80時間程度)終了後、最低でも1年間は当サロン、または指定のサロンでインターンとして実務経験を積める方 ※その後、開業支援制度もございます
インターン期間は個人差があると思いますが、終了後は当サロンの運営システムで仕事を続けていくことも可能ですし、開業希望者のバックアップ制度もあります。
スクールのスタート時期やカリキュラムは臨機応変に個別に対応できますが、すでに何件かお問合せいただいておりますのでタイミング次第になります。ご相談ください。
最後に…
★美容電気脱毛士に必要な資質とは
①技術力→様々な毛に対し、適切な挿入と適切な電流設定で、皮膚のダメージを最小限に抑え、痛みも最小限に抑え、かつ確実に永久脱毛にする技術
②適切な処理スピード→時間制のため、1本1本を処理するスピードはお客様にとって重要。
③信頼感→「このまま通って本当に毛は無くなるのか?」「この皮膚の赤みはいつひくのか?」・・・何かと不安になるお客様に対し、前もって適切な説明と対応が出来る
④国家資格の無い職業を続けていくという覚悟→思いもよらぬ皮膚トラブルを起こしてしまったり、外部団体からの圧力や攻撃があるかもしれないというリスクを理解し注意を払える
⑤資格取得→高度な技術が必要なのに国家資格がないので、国際ライセンスや協会認定資格などを積極的に取得する
★ 東京の電気脱毛、ニードル脱毛 ★
プライベートサロン シンシアリー
TEL:03-6303-3899
https://www.electrolysis-tokyo.com/